2014年3月25日火曜日

アナと雪の女王(2013年)


アナと雪の女王

アンデルセンの「雪の女王」にインスピレーションを得て、運命に引き裂かれた王家の姉妹が、凍てついた世界を救うため冒険を繰り広げる姿を描いたディズニーの長編アニメーション。触れたものを凍らせる秘密の力を持ったエルサは、その力を制御しきれず、真夏の王国を冬の世界に変えてしまう。エルサの妹アナは、逃亡した姉と王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、夏にあこがれる雪だるまのオラフとともに、雪山の奥へと旅に出る。監督は「ターザン」「サーフズ・アップ」のクリス・バックと、「シュガー・ラッシュ」の脚本を手がけたジェニファー・リー。ピクサー作品を除いたディズニーアニメとしては初めて、アカデミー長編アニメーション賞を受賞。主題歌賞も受賞した。短編「ミッキーのミニー救出大作戦」が同時上映。(以上、映画.com

Let it go~♪Let it go~♪という曲がラジオでよく流れていて、耳に残るから気になって観に行ってきた。
ディズニー映画を劇場で観るのっていつぶりだろう?ピクサーは観た記憶あるけど、ライオンキングくらいから記憶ない…。


そんな感じで観たけど、すごいよかった。ミュージカル映画で、聞き覚えがある曲があるとそっちに引っ張られて、話に入り込めないこともあるんだけど、Let it go~♪Let it go~♪も、物語の中で、いい感じに流れてたし。この歌いいわ~!

こういう対極の二人が出る映画は、どっちかに感情移入しそうだけど、アナもエルサもどっちも共感できた。
エルサの自分が自分いることで、誰かを傷つけてしまったこと、それを隠そうと自分自身を閉じ込めていたことが、また大切な人を苦しめていたこと……八方塞がりのこの状況は、観ていて本当に苦しかった。
誰かのためにって、うん、まあ、自己満足でしかないんだろうね。相手と向き合う方が怖いから、自己完結してしまう。
ああ、何か分かるかも……と、かなり共感して苦しくなっていたという。

でも、もちろんディズニー映画!
楽しく陽気なシーンもあるし、最後はものすごく救いのある終わり方。
一瞬まじかよ…って、ハラハラ不安になるんだけど、それすら回収して、ラストはすっきり泣き笑いな感じになっていた。


誰かのためより、自分らしくいることの方が大事なのかも。
誰かのためって、大義名分掲げても、それって要は自分のためだから、目的と手段がこんがらがって誰にもよくないパターンになってしまうんだろうな。

と、想像以上に考えさせられ、感動しました。

そしてやっぱり、映像がきれいだね。
Let it go~♪Let it go~♪しばらく口ずさんでしまう映画でした。

あ、アナの素直なバカさ、好きです。かわいい!

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